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金属の相性で腐食 異種金属接触腐食


 金属単体の腐食)の原因は、表面が化学的に不安定な状態であるからでしたが、金属のの原因はそれだけではありません。
 複数の金属を使うと部分的に激しい腐食が起こります。それが異種金属接触腐食とよばれる現象で、金属のイオン化傾向が関係しています。

イオン化傾向の図

 イオン化傾向とは上表で示すようにびやすさ(酸化しやすさ)の順に金属を並べたものです。しかし、アルミニウムなどは単体ではびにくいもので、 特に異種金属間で腐食に関係した順列とみるのが良いでしょう。

異種金属の接触による腐食

異種金属接触腐食
図8 異種金属接触腐食

異種金属接触腐食とは

 多くの環境で使用されている鋼材は、他の金属と同時に使用する機会も増えてきています。例えば鋼材にステンレス製のボルト を使っているなどがそうで、このような事例は意外に多いのではないでしょうか。
 鋼材とステンレス製ボルトのように、異なる金属製品同士を接して使用するとある一方の金属に集中して激しい腐食が起こります。 これが異種金属接触腐食とよばれる現象で、前に述べたイオン化傾向が関係しています。
 イオン化傾向の大きい金属と小さい金属が接している部分に水が触れることで激しい腐食が起こります。(図8)
 いわゆるボルタの電池とよばれる現象で、イオン化傾向の大きい方が陽極(+極)に、小さい方が陰極(−極)となり電流が流れ、陽極となる金属が集中的に腐食(消耗)します。
 地上の場合は金属接触部分に水が触れた時に起こりますが、水中ではこの現象が常に起こっているのでより激しい腐食になります。(図9)

水中での異種金属接触腐食
図9 水中での異種金属接触腐食

異種金属接触腐食の対策方法


異種金属の接触による腐食予防策

図10 異種金属接触腐食の予防策

亜鉛テープによる防錆対策

 異種金属の接触による腐食を防ぐためには、金属とボルトの接触部分にメタルガードテープ(図10の黄色い部分)を入れ込むと効果的です。 金属・ボルト共にメタルガードテープ(主成分は亜鉛)よりもイオン化傾向が小さいので、メタルガードテープの対象となり犠牲になります。メタルガードテープは自由自在に加工ができるので、様々な異種金属の接触面の防錆対策に効果的です。
 激しい腐食でお悩みの方は、異なる金属が触れていないか一度点検してみてください。